
USCPAと簿記1級ならどっちが難しいの?
このような疑問を解決していきます。
この記事の内容
- ・難易度が高いのは簿記1級
- ・USCPAと簿記1級を徹底比較
- ・社会から評価されやすいのはUSCPA
この記事を書いている人
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難易度が高いのは簿記1級
結論から言うと、難易度が高いのは簿記1級です。

簿記には、さまざまなものがありますが、今回は日商簿記をもとにして判断しています
簿記の方が難易度が高い理由は、以下の3つ。
- 合格までにかかる時間が長い
- 合格率が低い
- 実務に関係ない範囲が多い
合格までにかかる時間が長い
日商簿記の1級は、合格するまでに1000時間程度の時間が必要と言われています。
また、この1000時間というのは日商簿記2級レベルの知識があるという前提です。
そのため、日商簿記を受けたことがない人は3級を取得するのに100時間、2級を取得するのに200時間程度かかるので、合計で1300時間はかかるでしょう。
合格率が低い
日商簿記は、合格率が10%程度で科目合格制度もないので、全ての分野を完璧にしておく必要があります。
また、試験回数も少ないので、失敗してしまうとすぐにもう一度受け直すということができません。
実務に関係ない範囲が多い
日商簿記の本来の目的は、会社の経理担当者などがスムーズに会計処理ができるようにするためのものです。
ただ、日商簿記1級レベルになると複雑な会計処理の計算も多く、実務ではまず使わないものが多くなっています。

税理士レベルの知識が問われるよ
にもかかわらず、税理士の資格は日商簿記1級を取得しただけでは、取得できないためコスパの悪い資格と言われることも多いです。
USCPAと日商簿記1級を徹底比較
ここでは、USCPAと日商簿記の1級を比較していきます。
日商簿記1級 | USCPA | |
合格率 | 13.5% | 43.1%(日本国内のみ) |
試験回数 | 2回(年) | 12回(年) |
科目ごとの受験 | なし | あり |
国家資格 | なし | 米国公認会計士 |
勉強時間 | 1000時間 | 1000時間 |
取得者数 | 10万人程度 | 2.5万人程度 |
日本以外でも利用 | なし | 公認会計士として活動可能 |
上記の表の通り、USCPAと日商簿記の取得にかかる時間はそこまで変わらないです。
しかし、合格率は大きく変わります。
日商簿記が10%なのに比べて、USCPAなら50%の確率で合格可能

つまり、日商簿記の方が少しのミスが命取りになることが多く、同じ時間勉強をしても試験で不合格になってしまう可能性が高いということね
また、USCPAの場合は科目ごとに受験することが可能なので、試験合格の難易度が下がっています。

社会から評価されやすいのはUSCPA
この記事を読んでいる人の多くが、転職や社内でUSCPAか日商簿記1級ならどちらが評価されるのかを知りたいのではないでしょう。
結論から言うと、USCPAの方が社会では評価されます。

転職に有利なのはUSCPAってことね

そうだよ!
USCPAは、日商簿記と違いアメリカの公認会計試験です。
そのため、USCPA試験に合格してライセンスの申請をしたら、米国公認会計士として活動をすることができます。
逆に、日商簿記1級の場合は知識としては税理士と同等のものを持っているとみなされることもありますが、税理士としての活動ができるわけではないです。
この点で、企業ではUSCPAの方が重宝されることが多くなっています。

知識じゃなくて公的な資格として持っている方が評価の対象になりやすいもんね
転職の際にも、USCPAを取得していることで外資系の会計事務所やコンサルファームに転職しやすくなります。
また、USCPAの場合は日本国内では公認会計士としての活動をすることができないですが、日本企業でも海外に支社を持っている企業は多く、そのような企業では海外子会社の会計管理も行います。
そのため、コンサルファームや会計事務所でなくてもUSCPAが有利に働くことが多いです。

日商簿記1級は全く意味ないの?

そんなことないよ
もし、あなたが在籍している会社で日商簿記1級を取得することで、給与が増えるのならUSCPAよりも日商簿記1級を取得して方がいいでしょう。
ただ、ずっと同じ会社にいるつもりがない人や、転職を有利に進めるために資格を取得したいと思っている人にはUSCPAの方がおすすめです。
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