「スタンド・バイ・ミー」、「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に」…。どれも聞いたことのあるタイトルではないでしょうか。
そして、こちらもご存知でしょうか。排水溝の下からのぞくピエロ。彼はささやきかけます、「ハーイ、ジョージ」
実はこれら全ての作品が、もとは小説だというのはご存知でしょうか。しかも、4つとも同じ作者が書いたものなのです!
その作者こそが「スティーヴン・キング」
北アメリカに住み、1974年にキャリーという作品でデビューしてから約50年、常にベストセラーに入り続けている作家であり、世界中で熱狂的なファンを多く生み出し続けています。
しかし、彼の著作は多く、どの作品を読めばいいのかわからない。もしかしたら何かの続編もあって、最初から読まなければいけないのか、名前だけは知ってるけど本当に面白いの?と思う人も多いと思います。
そこで、今回はスティーヴン・キングの作品の中でも特に、おすすめの作品4つをランキング形式で紹介します。
第4位:「バトルランナー」
「バトルランナー」のおすすめポイント
- ・アメリカ中が自分を追いかけるなか、ただ逃げまくるというサスペンス
- ・まるで未来を予言しているかのような近未来描写
- ・作者リチャード・バックマンは、スティーヴン・キングの別名義
「バトルランナー」の概要
「バトルランナー」がおすすめの人
- ・近未来SF小説が好きな人
- ・何かから逃げ出したいと思っている人
- ・自分以外の全員に見つかってはいけないというシチュエーションが好きな人
第3位「シャイニング」
「シャイニング」のおすすめポイント
- ・雪に囲まれたホテルの中で起こる惨劇
- ・シャイニング(日本語で「才能」の意味)を持つ少年の冒険物語
- ・30年以上の時を経て続編が書かれるなどの根強い人気を誇る
「シャイニング」の概要
「シャイニング」がおすすめの人
- ・毎日の仕事にストレスを感じている人
- ・ホラー小説の中でも、大自然に閉じ込められるという状況が好きな人
- ・少年が才能を頼りに超自然に立ち向かうという壮大な物語が好きな人
第2位「ダーク・ハーフ」
「ダーク・ハーフ」のおすすめポイント
- ・主人公が作家であり、作家の仕事ぶりがうかがえる
- ・架空の人物が自分の命を狙いに来るという独特なシナリオ
- ・スティーヴン・キングの作品の中では文章量が少ない方なのでさくっと読める
「ダーク・ハーフ」の概要
「ダーク・ハーフ」がおすすめの人
- ・小説家がふだん何を考えているかに興味がある人
- ・一度でも自分のオリジナルキャラクターを考えたことがある人
- ・誰かに命を狙われるというサスペンスホラーが好きな人
第1位「死のロングウォーク」
「死のロングウォーク」のおすすめポイント
- ・常に主人公視点であり読んでる途中に混乱することがない
- ・あの「バトルロワイヤル」の元ネタが、この小説
- ・ただ、最後の1人になるまで歩くだけの小説なのにとっても面白い
「死のロングウォーク」の概要
「死のロングウォーク」がおすすめの人
- ・毎日がルーティンのような気がして何か変化が起こってほしい人
- ・海外の小説は登場人物の名前が覚えられないと思っている人
- ・最後の1人になるまで戦い続けるというシチュエーションが好きな人
まとめ
スティーヴン・キングは、ホラー小説家といわれることが多くあります。しかし、その怖さは作品ごとに違い、また進化しつづけています。
また、彼はホラーしか書けないわけでもなく、ファンタジーや少年少女の冒険物語なども多く発表しています。
今や「聖書の次に売れている」といわれるほどのスティーヴン・キング。惜しくもホラーの夏は逃してしまいましたが、この機会に何か手にしてみてはいかがでしょうか?
また、スティーヴン・キングの作品に関してはAmazonオーディブルやKindleunlimitedでも1ヶ月無料で読むことができるものもあるので、利用してみるといいでしょう。
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