「熱帯」「きつねのはなし」「太陽の塔」などで知られている森見登美彦さん。
人気の作家なので、様々な作品が映像化されており、若い人にも人気です。しかし、どのような作品があるのか、自分にはどんな作品がおすすめなのかわからない人も多いと思います。
そこで、今回は森見登美彦さんの作品の中でも、特におすすめの作品を4つをランキング形式で紹介します。
第6位「聖なる怠け者の冒険」
「聖なる怠け者の冒険」のおすすめポイント
- ・異なる二つの考えをもつ人たちの土曜日の冒険
- ・主人公が超怠け者という主人公の常識を覆す物語
- ・この物語のキーマンであるぽんぽこ仮面とは一体何者なのか?
「聖なる怠け者の冒険」の概要
京都の化学研究所で働く小和田君は筋金入りの怠け者で、休日は独身寮で苔むした地蔵のようにゴロゴロしたがるほどである。しかし、週末ヒーローのぽんぽこ仮面の後継者として小和田君が選ばれた。小和田君の回答はいかに?怠け者と充実した休日を目指すヒーローの土曜日の長い冒険が始まる
「聖なる怠け者の冒険」がおすすめの人
- ・自分は怠け者だと思う人
- ・怠け者は正義だと思う人
- ・無理して充実した休日を過ごそうとしてる人
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第5位「四畳半タイムマシンブルース」
「四畳半タイムマシンブルース」のおすすめポイント
- ・上田誠氏の2005年に映画化された「サマータイムマシン・ブルース」と森見登美彦の四畳半世界の融合による新境地
- ・登場人物の一人一人独特のキャラクターの予測不可能な行動が宇宙の危機を引き起こす!
- ・大学デビューに失敗したであろうモッサリ少年「田村くん」の正体とは?
「四畳半タイムマシンブルース」の概要
主人公の「私」含む映画サークルが「私」が住む京都の四畳半の学生寮で撮影をしていた時エアコンが動かなくなった。原因は「私」の友人である小津がリモコンが水没させたことだった。ひょんなことから一同はタイムマシンを発見し「リモコンを過去から持ってくればよいのでは?」このアイデアから奇想天外なタイムトラベルが始まる
「四畳半タイムマシンブルース」がおすすめの人
- ・上田誠氏の「サマータイムマシン・ブルース」を違ったテイストでもう一度楽しみたい人
- ・個性の強いキャラクターが出てくる作品が好きな人
- ・タイムトラベル系の作品が好きな人
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第4位「夜行」
「夜行」のおすすめポイント
- ・心の傷をかかえた六人の男女が、どう10年間を過ごしたかが語られる群像劇
- ・著者の作家生活10周年に刊行された記念碑的作品
- ・第156回直木賞候補作に選出ばれた実績のある、確かなエンタメ小説
「夜行」の概要
私たち六人の仲間には、共通の哀しい思い出がある。10年前の鞍馬の火祭りのときに、共通の友人であった女性、長谷川さんの行方がわからなくなったのだ。彼女はどこかで生きていると信じたくて、六人は10年ぶりに再開し、それぞれの10年間の思い出を話し始める。
「夜行」がおすすめの人
- ・お祭り会場から少し離れた場所にある神社の雰囲気が好きな人
- ・夜の暗さに不思議な魅力を感じたことがある人
- ・大切な人を失ったことがある人
- ・不思議な出来事に遭遇しても、慌てず冷静に対処するような人物が好きな人
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第3位「四畳半神話大系」
「四畳半神話大系」のおすすめポイント
- ・日常と非日常の間をゆらゆらと揺れる、作家の稀有な世界観
- ・中編が4話入っているが、1冊の長編小説にも読めるような独特な構成
- ・高評価のアニメや期間をあけて書かれる続編などで広がり続ける四畳半の世界
「四畳半神話大系」の概要
京都大学3年生の男性作家は、編集者に依頼され、四畳半の部屋から出ずに毎日小説を書いていた。ある日、部屋の外に出てみると、そこも自分の部屋と同じ四畳半であるどころか、住んでいる人も私であった。私と違う人生を歩む私を見て私は何を思うのか。
「四畳半神話大系」がおすすめの人
- ・今とは違う人生がどこかにあるとぼんやり考えている人
- ・あの1日だけでも人生をやりなおしたいと一度でも考えたことがある人
- ・隣の部屋に住む人の人生を想像したことがある人
- ・自分はどうして自分なのかなど、哲学のようなことを考えたことがある人
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第2位「有頂天家族」
「有頂天家族」のおすすめポイント
- ・楽しみながら狸の四兄弟が生活する微笑ましい様子
- ・狸の視点で見えてくる、人が見る目と少し違う京都
- ・2期にわたりテレビアニメ化された作品
「有頂天家族」の概要
京都では、人に化けた狸と天狗が、昔から人に紛れて生活していた。ある日、狸会の頭領が人間に鍋にされ、京都内での狸の地位はみるみるうちに没落していく。下鴨四兄弟の三男、矢三郎は、頭領であった父の死の真実を探り、狸の矜持を取り戻す。
「有頂天家族」がおすすめの人
- ・普段小説は読まないけど、おもしろい小説なら読みたいと思っている人
- ・動物が知恵と変化能力で天狗を手玉にとるというおかしみを味わいたい人
- ・楽しく生活する野生の動物をのぞいてみたい人
- ・続編も出ているので、魅力的なキャラクターと長く付き合いたい人
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第1位「夜は短し歩けよ乙女」
「夜は短し歩けよ乙女」のおすすめポイント
- ・大学生が軽快な口調で語る、京都での非日常的な日常を疑似体験
- ・この本そのものが森見登美彦と言っても過言ではないほど凝縮された森見ワールド
- ・2017年時点で130万部以上を売り上げる、著者最大のベストセラー
「夜は短し歩けよ乙女」の概要
京都の大学に通う学生は、黒髪の乙女に恋をしている。ある日学生は秘密裏に親しまれるカクテルの存在を知り、それを飲める酒屋に向かう。頭の中に恋の花を咲かせたまま、妙な部活動や春画を破く者に出会う等、物語は千鳥足のようにあちこちへ飛ぶ。
「夜は短し歩けよ乙女」がおすすめの人
- ・学生でありながら、もっと学生らしいことがしたいと思っている人
- ・だんだん人を好きになっていく過程を見て甘酸っぱくなりたい人
- ・次々と起こる、楽しい夢のようできらびやかな出来事に惑わされたい人
- ・著者特有の世界観や文体を一番に味わいたい人
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まとめ
森見登美彦さんの作品には、映像化された作品からまだ知られていない作品まで多くの作品があります。この機会に、気になった作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
読んだ本を紹介するだけのInstagramアカウント(modest_life_book_lover)もあります。
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