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【フリーランス必見】竹花貴騎の経歴詐称から見る経歴詐称の代償

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悩んでる人
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フリーランスの人が経歴詐称をしてもバレない?

 

今回はこの疑問を解決して行きます。

 

この記事の内容

 

  • ・経歴詐称の法律的な問題
  • ・フリーランスの経歴詐称の現状
  • ・【体験談】経歴詐称の実例

 

この記事を書いた人

 

自己紹介

 

僕は、フリーランスとして仕事を受けている反面、ディレクターとして仕事を募集することも多いです。

 

その中、経歴詐称などについても思うことがあったので記事にしました。

 

経歴詐称の法律的な問題

 

 

経歴詐称は、モラルに反する部分が多いですが経歴を詐称することで法律的には問題があるのでしょうか?

 

答えとしては、履歴書などに経歴を詐称して掲載をすると私文書偽造の罪で法律で罰せられることになります。

 

しかし、口頭での経歴詐称やチャット上、SNSでの経歴詐称が法律で裁かれることはないです。

 

ただ、経歴をもとに人からお金を集めている場合などは賠償責任の問題になることもあるので、気を付けるようにしましょう。

 

フリーランスの経歴詐称の現状

 

 

フリーランスで経歴詐称をする人はめっちゃ多いです。

 

ただ、これはフリーランスという構造に問題があります。

 

フリーランスは、会社などに所属していないことが多く、個人で仕事を受けることが多いです。

 

しかし、そのなかで大きな企業の案件に作業要員としてアサインされることや業務委託のような形でアサインされることも多く、このような案件を経歴として記載している人が多いのが現状。

 

特に、フリーランスの場合を雇うクライアントも余裕がなくてフリーランスの経歴などを細かくチェックしていないところも多いです。

 

そのため、経歴詐称をしている人がばれることなく作業をすすめている現状があります。

 

経歴詐称はバレる?

 

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自分の経験からすると経歴詐称をしてもバレることは少ないです。

 

特に、Webライターの場合は成果物に対して今までのスキルが反映されることが少ない(日本語での文章は基本的に誰でも書くことができる)ので、プログラマーなどに比べると経歴詐称がバレることはないです。

 

では、どこで経歴詐称がバレるのでしょうか?

 

一番、経歴詐称がバレやすいのは成果物です。

 

成果物が事前に聞いていたスキルよりも明らかに質が悪い場合は、経歴詐称を疑われて最終的に経歴詐称がバレてしまうことがあります。

 

ただ、これは裏を返せばフリーランスで経歴詐称をしていても成果物がしっかりしていれば経歴詐称が問われることもないということ。

 

【体験談】経歴詐称の実例

 

Webライターの仕事

 

ここでは、実際に自分が経験した経歴詐称の実例を紹介します。

 

フリーランスのLPデザイナーAさん

 

この方は、僕がLP制作の案件を受注した際にLP作成のスキルがなかった僕の代わりにLPのデザインや制作をしてくれる予定だった方です。

 

ランサーズでの募集でしたが、今までの経歴は華々しいもので某広告代理店でLPの設計を行っており、その後Webマーケティングに特化した会社の役員になって、フリーランスになった経歴の方でプログラミングに関しても問題なく行うことができるという方でした。

 

他のランサーさんに比べると見積もりは高かったですが、経歴が経歴なので単価が高くてもいいLPを納品してくれると思い契約しました。

 

作業に関しても、滞りなく進んでいる感じで定期的なミーティングでも進捗報告をしっかりしてくれて問題はなさそうでした。

 

しかし、この期待は一瞬で裏切られることに

 

納期の前日になって、一切の連絡が付かなくなってしまいエンドクライアントへの納期も1週間後に迫っているタイミングでとばれてしまいました。

 

ただ、これはよくあることなのでそこまで気にしてませんでした。

 

とにかくその場は、しょうがないので高い料金を支払って他のランサーさんにLPの方を徹夜で作ってもらいましたが、ここでも問題が

 

そう、「支払い」です。

 

本来ならばかからない料金が余分にかかっているので、Aさんに対して請求をしないといけないのですが、ランサーズのアカウントにもログインされていない様子で完全に連絡がつかなくなっています。

 

弁護士への相談

 

そこで、弁護士の方に相談をしてランサーズに開示請求を行い、Aさんに対して内容証明の勝利を送付して、ついでにAさんから慰謝料をもらうことができないかと思いAさんの経歴が本当に正しいものなのかを調べることにしました。

 

すると、広告代理店はおろかマーケティング会社に勤務していた事実がなくAさんはただの大学生。

 

経歴詐称を見抜くことができなかった自分も悪いですが、大学生で少し学んだくらいで経歴詐称をして仕事を獲得してキャパオーバーで納品できずに、損害の実費の請求をされることになってしまったAさんとしても苦い経験だと思います。

 

一応、損害金(追加のLP費用・弁護士費用)は請求しましたがそれ以上の慰謝料については請求しても意味がないので、請求せずに損害金をすぐに弁済する約束を行いすぐに損害金をいただくことはできました。

 

竹花貴騎はなんで経歴詐称をして騒がれている?

 

竹花貴騎が、経歴詐称をして問題になっているのはお金を集めていたということです。

 

僕の事例からいうと、経歴に対してお金を払っていた人も多いのでそこの信用がなくなるのであれば詐欺と変わらないということ。

 

この理論は、正しいです。

 

現に、竹花貴騎の経歴が嘘ならば竹花貴騎の書籍や発言に対しての価値がないと判断する人も多く、経歴が彼を作っていると言っても過言ではないです。

 

竹花貴騎の経歴詐称は、Aさんの経歴詐称に比べると規模は大きいですが本質は全く変わらず、信用をもとに商売をする際には経歴詐称はもちろんのこと、クライアントや信用してくれる人を騙すような経歴の書き方はやめるようにしましょう。

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