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元書店員が教える米澤穂信さんのおすすめ作品5選!【無料で読める作品も紹介】

元書店員が教える米澤穂信さんのおすすめ作品5選!【無料で読める作品も紹介】読書

「王とサーカス」「巴里マカロンの謎」「ふたりの距離の概算」などで知られている米澤穂信さん。

 

人気の作家なので、様々な作品が映像化されていて若い人にも人気です。しかし、どのような作品があるのか、自分にはどんな作品がおすすめなのかわからない人も多いと思います。

 

そこで、今回は米澤穂信さんの作品の中でも特に、おすすめの作品5つをランキング形式で紹介します。

 

第5位「満願」

 

 

「満願」のおすすめポイント

 

  • ・1編50ページ前後でさっくりと読める中編ミステリ集
  • ・警察、弁護士、自殺名所に近い宿の宿泊客など、視点が全く異なる6編
  • ・国内で開催されているミステリー小説ランキングで史上初の3冠を達成

 

「満願」の概要

 

川藤は、男が刃物を振り回しているという通報を受け、現場に向かった。川藤に向かって刃物を振り上げる男。男に向かって発砲する川藤。川藤は喉に刃物を突き立てられ、殉職した。川藤の先輩だった柳岡は、勤務態度や川藤の兄の証言から、川藤の死の真意に至る。

 

「満願」がおすすめの人

 

  • ・犯人を突き止めるミステリは好きだけど長編を読む時間がない人
  • ・エルキュール・ポアロやホームズなどの名探偵に淡いあこがれを持っている人
  • ・ラスト数ページでひっくり返るような、激しい読書体験をしたい人

 

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第4位「インシテミル」

 

 

「インシテミル」のおすすめポイント

 

  • ・時給11万2千円もらえるという、魅力的な設定から始まる
  • ・最後の1人なるまで共同生活するという、かつて流行した極限状態の設定
  • ・舞台設定として密室殺人が生まれやすく、犯人探しミステリの要素もある

 

「インシテミル」の概要

 

時給11万2千円。そのかわり、ある実験の被験者になる。そう書かれた招待状を手にして「暗鬼館」に集まった12人の男女。彼らの個室には人を殺すための武器があった。これは被害者の時給が加害者に上乗せされるという極限状態のデスゲームだったのだ。

 

「インシテミル」がおすすめの人

 

  • ・あらすじを読んで、自分も時給11万2千円ほしいと思った人
  • ・館に閉じ込められた12人の男女というシチュエーションスリラーに興味がある人
  • ・お金が足りなくて何かをあきらめたことのある人

  

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第3位「本と鍵の季節」

 

 

「本と鍵の季節」のおすすめポイント

 

  • ・刃物も拳銃もなく、やさしい雰囲気のまま発生する事件
  • ・殺人事件の犯人ではなく、誰かの本当の気持ちを突き止める謎解きミステリ
  • ・2人の探偵役がそれぞれの解釈で謎を解くという独特なストーリー

 

「本と鍵の季節」の概要

 

ほとんど利用者のいない図書室の図書委員をつとめる2人の男子生徒のもとを、ある女子生徒が訪ねる。亡くなった祖父の金庫の番号を突き止めてほしい、図書委員はたくさん本を読んでるから頭いいんでしょう?と。参考になる情報もないまま、図書委員は女子生徒の家を訪ねる。

 

「本と鍵の季節」がおすすめの人

 

  • ・必ず真犯人を突き止めることができる名探偵に飽き飽きしている人
  • ・中編が6編入っているため、まとまった読書時間がとれない人にもおすすめ
  • ・全ての話がつながっているため、長編が好きな人も楽しめる

 

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 第2位「Iの悲劇」

 

 

「Iの悲劇」のおすすめポイント

 

  • ・Iターンを希望した、総勢20人の集落で次々と起こる不可解な事件
  • ・主人公が公務員であり、苦しい地方行政の内情がよく描かれている
  • ・近隣トラブルとそれが起こった原因を突き止めていく連作ミステリ短編集

 

「Iの悲劇」の概要

 

東京から地方への移住者を募集する、いわゆるIターンプロジェクト。主人公はプロジェクトを進める課に配属された公務員。必ず定時で帰る課長とサバサバした女性の3人だけのチームで、ひとくせある応募者の対応をすることになる。

 

「Iの悲劇」がおすすめの人

 

  • ・自然に囲まれた悠々自適な生活をしたいと思ったことがある人
  • ・正当性のないクレームに苦しんだことがある人
  • ・公務員をうらやましく感じている人

  

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第1位「氷菓」

 

 

「氷菓」のおすすめポイント

 

  • ・折木奉太郎と千反田えるが織り成す「古典部シリーズ」の最初の1冊
  • ・2016年時点でシリーズが6冊も刊行される等、著者最大のヒット作
  • ・古典部に持ち込まれる謎と意外な真実等、ミステリとしても飛び切り上質な作品

 

「氷菓」の概要

 

神山高校1年生の折木奉太郎と千反田えるが所属する古典部には、高校で起こった些細な謎が持ち込まれる。「私、気になります」!と目を輝かせる千反田えるに見つめられ、自信の体力をなるべく消耗しない主義の折木は、肩をすくめながら謎の解明に動き出すのだった。

 

「氷菓」がおすすめの人

 

  • ・殺人事件は嫌いだけど謎解きは好きな人
  • ・犯人を突き止めて逮捕するよう以外のミステリを読んでみたい人
  • ・重苦しいものでもなく、かつ子どもっぽすぎない小説を読みたい人
  • ・夕暮れの校舎を歩き回るような、学生らしい情緒を思い出したい大人

 

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 まとめ

 

米澤穂信さんの作品には、映像化された作品からまだ知られていない作品まで多くの作品があります。この機会に、気になった作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

また、米澤穂信さんの作品に関しては、AmazonオーディブルKindleunlimitedでも1ヶ月無料で読むことが可能なものもあります。気になったけれど、もっとよく作品のことを知ってから考えたい…。そんな方は、まずAmazonオーディブルKindleunlimitedなどを検索し、利用してみるといいでしょう。

この記事を書いた人

 

読書

 

読んだ本を紹介するだけのInstagramアカウント(modest_life_book_lover)もあります。

 

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