
大学入学共通テストの世界史対策に何をしたらいいかわからない
このような疑問を解決していきます。
この記事の内容
- ・大学入学共通テストで必要な参考書
- ・参考書のレベル感と使用時期
- ・その問題集をどのように使うか
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世界史の大学入学共通テストとセンター試験の違い
世界史のテストでは、大学入学共通テストとセンター試験では何が異なるのでしょうか?
実は、大学入学共通テストとセンター試験では「世界史」に関して言えばほとんど違いがないです。
テストの形式もマーク試験のままで、テストの内容に関しても聞かれかたに関しては多少違くても答えること自体は変わらなくなっています。
これは、大学入学共通テストとセンター試験で学習指導要領の変化がほとんどないからです。
つまり、大学入学共通テストになったことで聞かれ方は多少変化しても、本質は全く変わらず今まで通りセンター試験の過去問を使うことができます。
大学入学共通テストで使うことができる世界史の参考書5選
大学入学共通テストで使うことができる世界史の参考書をここでは紹介していきます。
塾講師の経験をもとに、実際に世界史の成績をあげることができる教材を厳選しているので、今回紹介する教材は完璧にしましょう。
詳説世界史 改訂版 ノート: 世B310準拠
「詳説世界史 改訂版 ノート: 世B310準拠」のポイント
- ・教科書に準拠している
- ・穴埋め形式なので、自分に知識の穴を確認することができる
- ・基本的な問題が多いが、大学入学共通テストで90点以上取れるレベルの情報量がある
レベル感
世界史を学習し始めたばかりの学生が、自分が勉強したところで穴がないがないかを確認するレベル。基本的には、学校で教えられるレベルの問題しかないのでこのレベルの問題ができないと危機感を持つべき。
俺はこうやって使ってた
「詳説世界史 改訂版 ノート: 世B310準拠」は、教科書の知識を完璧にするという面では最適な教材です。
特に、大学入学共通テストは教科書からしか問題がでないので、理論上は「詳説世界史 改訂版 ノート: 世B310準拠」を完璧にしたらセンター試験も満点が可能です。
ただ、これだけでは難しいのも事実なので「詳説世界史 改訂版 ノート: 世B310準拠」の他にも下で紹介する参考書を組み合わせるようにしましょう。
また、「詳説世界史 改訂版 ノート: 世B310準拠」は最低限覚えて欲しいものが穴埋めになっているので、このレベルの問題は必ず解けるようにしてください。
一問一答 世界史Bターゲット4000 改訂版
「一問一答 世界史Bターゲット4000 改訂版」のポイント
- ・レベル分けされているので、自分のやるところが明確
- ・一冊で早慶まで対応可能
- ・コラムが地味に役に立つ
レベル感
世界史の勉強が全て終わっていなくても、時代や地域ごとに勉強できるので学習進度に合わせて高二から利用可能。
俺はこうやって使ってた
僕は、この一問一答だけでセンターから早稲田受験まで乗り切ったと言っても過言でないくらい一問一答をやっていました。
この一問一答は、大学入学共通テストの通史・早慶レベルの通史・マニアレベルの通史の順番で問題が並んでいます。
そのため、普通に最初からやっているだけで3回通史を学習することができます。また、持ち運びもしやすいのであいた時間にもできるのも特徴。
流れがわかる各国別・地域別世界史Bの整理
「流れがわかる各国別・地域別世界史Bの整理」のポイント
- ・時代ではなく地域ごとの学習が可能
- ・意外な繋がりを発見することができる
- ・読み物としても面白い
レベル感
大学入学共通テストの通史が完璧な学生が、大学入学共通テストででてくる可能性が高い「王朝を正しくならべろ」系の問題に臆することなく対応できるレベル。
俺はこうやって使ってた
この参考書は、相当マニアックな部類の参考書になります。
しかし、この「流れがわかる各国別・地域別世界史Bの整理」をやっておくことで地域ごとの歴史を学ぶことができるので、非常に役に立つこと間違いなし。
特に、インドネシア周辺の王朝やアフリカの王朝などは、教科書でも扱っているところが少なく他の地域の話題に触れてたまにでてくる程度で、地域ごとの王朝の流れを自分で整理するのが難しいです。
そんな時に、この「流れがわかる各国別・地域別世界史Bの整理」を使うとインドネシアはもちろん、アフリカも国ごとに歴史を記載しているので、整理して学習することができます。
ニューステージ世界史詳覧
「ニューステージ世界史詳覧 」のポイント
- ・深い知識を身に着けることが可能
- ・図解で整理されて状態で理解することができる
- ・余白があるので、書き込んで学習することもできる
レベル感
通史の勉強はある程度終わり、大学入学共通テストの模試や過去問を勉強を始めたばかりの学生が、間違ったところを復習する時に最適なレベル。
俺はこうやって使ってた
「ニューステージ世界史詳覧」は、資料集なので深いところやマニアックな知識も記載されています。
そのため、基本的には問題集を説いている時にわからないことを調べる際に、使うことができるツールです。
「ニューステージ世界史詳覧」では、深い知識が記載されていますが、大学入学共通テストレベルの問題でも理解を深めることができるように初歩的に部分も記載されています。
そのため、学習をより深めるために使うのがいいでしょう。
2021年用共通テスト実戦模試(12)世界史B
「2021年用共通テスト実戦模試(12)世界史B」のポイント
- ・大学入学共通テストに準拠した問題を出題している
- ・模試ベースの試験なので、過去問のように1回解いたことがある可能性が少ない。
- ・4回分あるので、学習初期と大学入学共通テスト前に問題を解くことができる
レベル感
大学入学共通テストレベルの知識は一通り学習した受験生が、試験の3ヶ月くらい前から力試しに行うレベルの問題。実際の大学入学共通テストに比べると、問題が難しく作られている。
俺はこうやって使ってた
自分は、「2021年用共通テスト実戦模試(12)世界史B」ではなくこの問題集のセンター試験版を利用していました。
センター試験版では、実際の試験よりも難しく作られていて、まだ通史の勉強が終わっていない段階でやると全くできないでメンタルにきます。
そのため、自分は1回分だけ8月くらいにやって、残りの4回分に関しては12月〜1月にかけてやっていました。
まとめ
大学入学共通テストは、未知のところが多くて対策が難しいと思っている学生も多いと思います。
しかし、世界史関しては「大学入学共通テスト」と「センター試験」では問題の本質はほとんど違いがないです。
そのため、しっかり対策をすることで高得点を獲得することも可能です。
特に、大学入学共通テストは12月が対策のピークだと思うので、通史に関しては12月までに終わらせるようにしましょう。
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